評価 | A- |
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記事名 | 七田式 幼児教育 幼児コース |
出版 | しちだ・教育研究所 |
対象年齢 | 0~6歳 |
料金目安 | 8,550円/月(料金詳細) |
タイプ | 毎月教材が届く |
「認めてほめて愛して育てる」をキーワードに子供の脳と心をバランスよく教育する幼児教材。創始者である七田眞(しちだまこと)氏がカール・ヴィッテの「才能逓減の法則」に強く影響を受けたことから、早期教育を重要しています。
才能逓減の法則とは「子供の脳には驚異の可能性と吸収性があり、その能力は小さい時期ほど大きく、早ければ早いほど才能が花開く可能性をたくさん持っている」という法則です。
その無限の可能性を引き出すカギが「右脳」であり、右脳の能力を引き出すために必要なのが「愛情」だと七田式教育では考えています。
七田式メソッドは七田眞(しちだまこと)氏が1958年に開いた「児童教育研究所」が発端になっています。それから約60年、日本における右脳教育のパイオニアに留まらず、世界18ヵ国に広まっています。
七田式幼児教育では「ちえ、もじ、かず、右脳、生活」の5つの柱を総合的に育てることを目指しています。七田式の特徴的である右脳の項目ではフラッシュカードによる写真記憶や、物事を達成した自分を鮮明にイメージする能力を養っていきます。
右脳は疑似科学であるという意見もありますが、「脳の使われづらい部分を鍛える」程度の認識であれば納得感があります。
七田式では親に対するサポートを重視しています。なぜなら「親の愛情こそが可能性を開くカギ」だからです。ホームページや会員専門ページ内でたくさんの情報や解説動画があるうえ、それらで解決しない場合は電話相談も可能です。
○ 七田式の教室よりは安く学ぶことができる。
○ 右脳を活かした瞬間記憶などを学ぶことができる。
○ 早期教育と言えばやはり七田式が有名。
× 親の努力が求められる。
× 右脳教育の成果が分かりづらい。
× 通信教育にしては高額。
× 極度な早期教育の弊害が心配。
コース | 対象 | 料金(年払い) |
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七田式 通信教育 幼児コース | 0~6歳向け | 月あたり8,550円 |
入会金・再入会金は無料です。
私も若い頃にカール・ヴィッテの「才能逓減の法則」を知ったときは強い衝撃を受けたので、七田式の基本理念には共感しています。ただし、極端な早期教育が悪影響を与える可能性もゼロではありません。
そのため、七田式教育は親に高い自制心が求められる教材です。
・至れり尽くせりの教材ではない
・バランスの取れた教育が大事
・天才になることを期待してはいけない
・考え方が偏りやすいので注意する
といった部分に注意でき、なおかつ高額な年会費(102,600円)も許容できるのであれば取り組む価値はあります。